1941年08月06日

「ジャコ」は又及ばず

(水)晴
第一搭配の身体検査を朝から行って十時頃迄かかる。お陰様にてまた乗れなかった。午後は降爆の実験にて「ジャコ」は又及ばず。無念の涙を呑む。といっても内心では悦に入ってるかも知れぬ。自分の本当の心はなかなか言えないし、又書けないものだ。
夕補は水泳だ。海軍男子が五〇〇米泳げぬとて御目玉だ。全く申訳ない事と思ふ。
明日は外出だから張切ってやらう。でも二円五十銭では何だか心細い話だ。然しこれでやればやれると信ずる。いや出来ても何でも、やらねばならぬ。之も一つの信念の下にやらう。
搭乗員だから、金を多く使ひ,つまらぬあそびをする事は許されない事だ。何時かも大分で隊長の言はれた如く実用的には使用するも差支えないが、つまらぬ所に使用するのは慎まう。でもまだ本当に実行出来ない。之が実行出来たらまづ私の心は大分出来たと見て良い。それに近くなるやうにやろう。
posted by 軍三 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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